【おうちマネー教育】子どもと寄付をした話

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お金の教育

子どもへのマネー教育って、なにをしたらいいかわからない…。

子ども向けのお金の本を読ませたり、お小遣いを渡してみたり。
投資のお話をするのもあるけれど…ほかにないかな?

このように感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで、我が家で行っているマネー教育のひとつ、寄付について書いてみたいと思います。

我が家は、春休みに子どもと一緒に寄付をしています。
まだ2回ほどですが、子どもも毎回納得した上で、楽しく寄付をしています。

なぜ寄付がお金の教育になるの?
実際にどうやって寄付をしたの?難しくないの?

このような内容を書きながら、寄付は身近なものだよ~とお伝えできればと思います!

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寄付をすることでお金を使った社会貢献を学ぶ

寄付をすることで、お金を使った社会貢献を学ぶことができます。

普段、子どもが自分以外の誰かのためにお金を使う機会はあまりありません。
あるとしたら、家族へのプレゼント程度でしょうか。

もちろん、それでも十分素敵なことです。
ただ、寄付をするということは、今目の前にいない誰かのためにお金を使うということです。

そういったお金の使い方をすることで、子どものお金の使い方に「誰かのため」という選択肢を増やすことができます。

お金は、自分を満たすためだけにあるものではありません。
困っている人のために使うことができる、これもお金の大切な役割です。

誰かのために自分が何かを投じることで、自分自身や周りの人たちだけでなく、社会全体を幸せにすることにつながります。

小さなうちからこのような価値観を学ぶことは、思いやりや共感力といった生きる上で大切な力を養うことができます。

寄付という行為が、子どもにとって自己成長や社会貢献につながる重要な価値観を身につけることができる機会と言えます。

実際に寄付した方法

さて、実際に我が家ではどのように寄付をしたのかという点についてお話します。

我が家で初めて子どもに寄付をしようと持ち掛けたのは、去年のことです。
初めてのことだったので、お手製のワークシートを渡し、まずは寄付について調べ学習をしてもらいました。

寄付ってなに?なぜ寄付をするの?というところから、実際にどんなところに寄付ができるのか調べ、自分で寄付先を決めてもらいました。

最初は調べるのに苦戦していましたが、だんだん調べ始めると世の中にはたくさんの困りごとを抱えた人がいるということに気付きました。
色々なところに寄付したくなる!と大騒ぎです。

とはいえ、寄付できる金額も限られていますから、1か所に決めてもらいました。
最終的に子どもの決めた寄付先は、ユニセフでした。

金額については、子が出す金額の2倍を上乗せすることにしました。
例えば、長女が1,000円寄付するとしたら、寄付総額は3,000円です。
親も一緒に寄付することで、大人も寄付を当たり前にするのだということと、自分の寄付額以上に寄付できる体験をしてもらおうと考えたからです。

去年寄付を終えた後、すぐに「来年もする!」と話していたので、今年も声をかけました。
すると、即「寄付するよ!」との返答。

今年は2度目なのでワークシート等の調べ学習はせず、相談して地元に寄付をすることにしました。
選んだのは、住んでいる市の社会福祉協議会です。

電話で問い合わせると、現金ならいつでも受付しているとのこと。
その日のうちに直接お伺いして、住所と氏名だけ記入し、寄付が終了しました。

子どもの寄付は珍しいということで、写真まで撮っていただき、本人はご満悦。
「自分がしたことで誰かのために役立つって、嬉しいなぁ」と話していました。

寄付はおすそ分け

大人になると、寄付というとどうしても大層なもののように感じませんか?
ですが、考えてみれば単なるおすそ分けです。

作りすぎちゃったからみんなで食べようとか、自分はもう十分だから少しどうぞなど。
お金だけではなく、モノだって十分寄付になりえます。

今回寄付をさせていただいた社会福祉協議会では、保存食品やタオル、使用済み切手など、色々な寄付を受け付けていました。
1個からでOKだそうですし、お葬式などのお返しのお茶や海苔を寄付してくださる方もいるそうです。

そう考えると、寄付って本当は気軽にできるし、身近なものだと思います。
寄付の方法も住所や名前を書いただけですし、どうしたらいいかわからない!ということもありませんでした。

個人的には、もっと多くの方が気楽に寄付できる社会になって、ありがとうの輪が広がるといいなと思います。

まとめ

今回は、春休みに行った子どもと行った寄付について書きました。

寄付は、お金の使い方を学ぶ上でも、社会貢献を学ぶ上でも役立ちます。

我が家では子どもと一緒に親も寄付します。
実際の手続はとても簡単でした。

もっと寄付文化が身近になり、ありがとうの輪が広がることを期待しています。

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