ここのところ投資の不正送金についてのニュースが賑わっています。
例えばこちらのNHKニュース
証券口座サイト 身に覚えのない取り引き被害 各社は対策急ぐ
証券口座IDなど流出被害 不正取引1400件余確認 金融庁
証券口座 乗っ取り被害相次ぐ 日本取引所グループが監視強化
簡単に概要を説明すると、
✅証券口座の乗っ取り被害が相次いでいる
✅不審な取引の監視が強化される
✅証券会社58社が「多要素認証」と呼ばれる本人確認のセキュリティー対策を必須化する方針
ということです。
お金についての知識と言えば、
節約をしてお金を使わない方法を学ぶ
収入アップや投資でお金を増やす方法を学ぶ
主にこれらが中心です。
ただ、それ以外にも
自分が持っているお金を守る(だまされない)方法を学ぶ
これもとても大事だと思います。
節約や収入アップで資産を積み上げても、だまされて一瞬でお金がパーに…
これでは目も当てられません。
今回のケースでは、証券会社になりすましたメールで偽のサイトに誘導。
利用者からIDやパスワードなどの情報を盗み出すという「フィッシング詐欺」の手口が使われているようです。
1人でも「フィッシング詐欺」に引っかからないようにしたい!
ということで今回は、実際に私の元に届いている詐欺メールを見ながら、注意点を見ていきたいと思います。
実際に届いたフィッシング詐欺のメール
先日、私のメールアドレスに、こんなメールが届きました。

一見すると、不正アクセス防止についてのメールです。
しかし、これはフィッシング詐欺を防止すると言っている詐欺メール。
もうめちゃくちゃです!
ただ、私はこれを見てすぐに「これは詐欺のメールだな」とわかりました。
そもそもこの証券会社を使っていないので当たり前なのですが、それ以前に色々おかしいのです。
フィッシング詐欺のメールはまずここを見よう
このメールを詐欺とすぐ判断した理由。
まず見たところは、「メール送信者のアドレス」です。
画像のFrom部分を見ると、証券会社の名前が入っています。
ただ、アドレスはよくわからない文字列になっています。
アドレスそのものには証券会社の名前も入っていません。
この時点で「詐欺」と判断してよいでしょう。

また、メールの文章内にある設定ページのリンクについて。
黒で塗りつぶしているところには証券会社の名前が入っています。
ですが、その後ろにはやはり謎の文字列。
さらに、設定期限を短く区切って焦らせているところも詐欺の臭いがします。
ただ、その他の文章については日本語もしっかりしています。
画像内にはありませんが、メールには電話番号が記載されていました。
そちらも該当証券会社のものですので、かなり巧妙化していると感じます。
フィッシング詐欺にひっかからないために
このようなフィッシング詐欺が、本当に多いです。
フィッシング対策協議会という民間の団体に寄せられたフィッシング報告件数は、2025年3月分だけでおよそ25万 件です。
1ヵ月でこんな件数ですから、本当に恐ろしい時代だと思います。
私たちが詐欺に引っかかってしまわないようにできることは、やはり知識を身に着けること。
そして、定期的に自分の知識を更新することだと思います。
大切なお金を守るために、フィッシング詐欺については以下に気をつけましょう。
自分のお金を一番大事に守れるのは、自分自身です。
ぜひ以下のサイトも参考にしながら、守りを固めていきましょう!
もし被害にあってしまった時は、最寄りの警察署などに通報・相談してくださいね。
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最後まで読んでくださったあなたは、こんな思いを抱えていませんか?
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